昔から馴染みのたい焼き店

木枯らしが吹く季節になると、恋しくなる食べ物に、「たい焼き」があります。日本人にとって昔からなじみのある和菓子で、子どもから大人まで老若男女問わず人気のある食べものです。年間を通じて、たい焼き店で食べられますが、やはり寒くなってくる晩秋から冬にかけては、焼き芋と並んで、食べたくなるものでしょう。





たい焼き店は、全国各地どこでもありますが、交通量の多い道路沿いや商店街に、フランチャイズの店舗をよく見かけます。老舗の有名なたい焼き店になると、その味の良さから、わざわざ遠方から買いに来るお客様もいるほどです。



たい焼きの餡が適度な甘さで、外側の皮がパリッとして、もちもちとしたものに人気があります。尻尾まで、餡が詰まっているのが好まれるかどうかは、昔から賛否が分かれます。





餡もあずき以外に、芋餡、カスタード、チョコ、クリームなどさまざま。お店によって、たい焼きの形も味も違うから、食べ比べると楽しいですね。



また、全国各地に、形を変えたたい焼があります。長崎市ではクジラの形で、埼玉県加須市ではこいのぼり焼きだったりと、地域性があって興味深いです。





たい焼き店では、テイクアウトが主流ですが、イートインできるスペースのあるお店や、和菓子カフェではたい焼きを使ったデザートを食べることができます。

大型ショッピングセンターでは、フードコーナーにたい焼き店が入店しており、その場で食べられます。