見た目も良い

人間の体で生産できないものは食事で補助し、また食事でもって健康体でいることもできる。世界の各地でその風土にあった食文化が根付いておりまさに多種多様である。





日本食はダイエットによいとされ、多くの野菜や発酵食品、高タンパクな食事とされている。



日本のなかでも地域ごとに特色はあるが他国と比べて薄口であると言えるだろう。しかしこの薄口とは奥が深いもので決して味が薄いわけではないのだ。

ベースとなる部分にはかならずだしと呼ばれる味付けがあり、その上から調味料でしたい味に変えていく。このだしは多量の調味料で食材の味を殺すことなく、少量の調味料でしっかりと味を引き出すことに役立っている。だし自体もいくつか種類があり、全て自然界に存在するものである。





大量の油や塩分、砂糖などを使うことなく非常にヘルシーで、四季おりおりの旬の素材を楽しむことができるのだ。



それに和食は食べるだけではない、食材に刻まれた非常に繊細な模様や色合いを考えられた盛り付け、味が染みこみやすいように細かに切り込みを入れてったりと、見えない部分でも食べる側に非常に配慮してある。和食を食べれば季節が食べれる。





それほどに自然を感じることができ、食材を生かす味付けや、まるで芸術ともいえる見た目をしているのだ。







ここまでいえば和食とは精度が高いものという認識とともにそのような修行をしていない人にとってはハードルの高い難しい料理思われてしまう。しかしほんとうにそうなのだろうか。



例えば煮物を作るとき食材に切り込みをいれる、お弁当を作るとき彩りを考える、食材のバランスを考えて全体の献立を考える、これらも立派な和食ではないだろうか。



和食の原点とは食べる人のことを考え、少しでも美味しいように、楽しめるように考えられたように思う。日本のように四季がはっきりしている国で季節ごとの行事やその時だけに食べるような料理も多い。



これらは行事がより楽しめるように、旬の素材を食べれるように、お年寄りから小さなこどもまで食べれるような味付けになっているように思う。今時の化学調味料をつかったような味付けや、外国の料理は確かに刺激的で魅力的なものではあるが、食べる人のことを考え、四季を食すことのできる和食を食べてみるのもよいのではないだろうか。

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