どこからどこまでが和食か

ふと疑問に思ったんですけど。和食ってどこからどこまでをいうんですかね。オムライスは日本食だけど洋食ですよね。これすごく不思議。



和食といえば、最初に思いつくのは白飯、お味噌汁、焼き秋刀魚、ほうれん草のおひたし、卵焼きといった自然なもの、あっさりしているといったイメージ。逆に洋食は乳製品を使っていて脂肪分が多くてクリーミーでこってりしたイメージ。



明治に入り平成に入って、最近では様々な食文化の中で生活している日本人にとって、もはや和食は一番よく食べる料理ではないのかもしれない。



和食って作るのに手間も時間もかかるし、品数が多くないといけない気がしてしまうんだよねー。それに比べて洋食はパスタ、ドリア、カレーといった簡単で、しかも一品でも豪華で満足できるものが多い。



栄養がとれているかどうかは別として。みなさん、今日の朝は何を食べましたか。私はトーストとスクランブルエッグとウインナーともろもろ。朝は必ずご飯じゃないと嫌だったんだけど、最近パンのほうが手軽だし美味しく感じるようになってきた。ランチには何を選びますか。







パスタランチはスープもサラダもついて600円くらい。和食の定食は意外と値段がするんだよね。ハンバーガーなんて100円から食べれちゃうからね。それを考えたら和食って高くつくし時間もかかるし、今の日本の時代には向いていないのかも。

逆に海外では和食料理店が増えたりして和食ブームですよね。和食は健康的でよく考えられた素晴らしい料理だと思う。それに気付いている日本人は多いんじゃないかなー。



だけど上に書いたような理由から、手軽で安価で味が濃くておいしくて満足できる洋食を選んでしまうんじゃないかなーと思う。誰もが健康的でいたいと思う時代に、和食は最も適した料理だけど、忙しい現代人にとって和食はむいてない。





すごく矛盾していると思うけど、それが現実だと思う。小さいころおばあちゃんが作ってくれたような和食を私は孫に食べさせてあげられるかな。





後世に和食の素晴らしさや美味しさを伝えたいから、和食がまだ日本食のメインであるだろう今の時代にしっかり身につけておきたいと思います。